中古マンション購入時の注意点とチェックポイントまとめ

中古マンションの購入を検討する時は、新築マンションと違って実際の現地を見て確認してから購入するかどうか決めることができます。

せっかく実際の住まいを見れるのですから見学の際にはしっかりチェックポイントをおさえておきましょう。

中古マンションの住環境のチェックポイントと注意点

まずは中古マンションの周りの周辺環境をチェックしましょう。

極端な話、中古マンションの内装はお金をかけたら変えることができますが、周辺環境はいくらお金を積んでも変えることはできません

「変えられない環境」選びで失敗しないように以下の点を意識しながら生活イメージしていきましょう。

最寄り駅までのアクセスは良いか確認する

まずは駅からの距離や道路状況をチェックしましょう。

チラシでは「徒歩10分」と書いてあったとしても実際はゆるい坂道になっていて15分程かかる、といった場合もあります。

また、徒歩10分と言われている道のりが実は女性や子どもの独り歩きには向かない道が含まれている場合もあります。

実際に歩く朝のラッシュの時間帯や夜に歩くことを考えてチェックしてみましょう。

実際に歩いてみると、意外と街並みが気に入ったり、逆に通りたくない道が見つかったりします。

時間の許す限り、実際に歩いてみることをオススメするぞい。

通勤・通学の交通利便は良いか確認する

次に、通勤・通学をする家族の立場にとって周辺環境をチェックします。

  • 徒歩で駅や学校まで行く場合、歩きやすい道になっているか
  • 自転車やバイクを使う場合、道のりは危なくないか、駅前の駐輪場はどんな状況か
  • バスで行く場合のバスの本数は十分あるか

など、実際に生活するイメージでシミュレーションしましょう。

その土地で生活するにあたって不便はないか確認する

そして、買い物やその他の周辺環境もざっくり把握しておきましょう。

  • 買い物するならどんなスーパーや商店街があるか
  • 休日に家族で行けそうなショッピングモールや娯楽施設などはあるか
  • 緊急時の病院の距離はどのくらいか
  • 子どもが安全に遊べる公園などはあるか

など、今の生活と比較して今よりも不便になる部分があるかどうか調べてみましょう。

「家の近くに総合ショッピングモールがないと絶対困る!」とか「よく高速に乗って遠出するから高速のICにアクセスしやすい場所が良い!」など、

自分のライフスタイルの中で重視したいところはどこなのか、重視したライフスタイルが実現する場所なのかどうかをチェックしましょう。

中古マンションの共有部分のチェックポイントと注意点

では、街並みをチェックした後は実際のマンションの状態です。

中古マンションを見る時の方法として、目に見えるところと見えないところを分けてチェックするという視点で分けて見てみると良いですぞい。

中古マンションの共有部分をチェックするときの「目に見える」チェックポイント

目に見える部分といえば、

  • エントランス
  • メールボックス
  • 外壁(汚れ、ヒビなど)
  • 廊下
  • 駐車場
  • ゴミ置き場
  • 管理人さんの雰囲気
  • 住人の雰囲気・年代

などです。こちらはどちらかというと直感で分かる部分なので自分が住めそうな雰囲気であれば安心できるでしょう。

中古マンションの共有部分をチェックするときの「目に見えない」チェックポイント

実際のマンションの様子を見ただけではわからないのが「目に見えない」部分です。

  • どの程度セキュリティに力を入れているのか
  • 管理費・修繕積立金の運用状況
  • 管理組合では今どんなことに注力しているのか
  • 管理組合で発生しているトラブルや問題はあるか

こういった状況は、実際に住んでいる人や管理組合に関係する人、管理状況の書類を見れる人に聞くのが一番確実です。

なるべく中古マンションの売り主不動産仲介会社の担当の人に聞いてみて、できるだけ情報を仕入れて判断材料を増やしておきましょう。

中古マンションの室内のチェックポイントと注意点

毎日生活するのは実際の部屋です。

ここをチェックするときは「リフォームで変えられる部分」と「リフォームでも変えられない部分」に分けて確認していきましょう。

リフォームで変えられる部分のチェックポイント

いざ部屋の中に入ったら色んな印象を受けると思います。

  • 間取りが嫌い
  • 生活導線が悪い
  • 生活臭がにおう
  • 壁紙の柄や床材の材質や色が気に入らない
  • 収納量が少ない

こういったマイナスな印象を受けるかもしれませんが、これらは極端な話リフォームすればカバーできます。

今は予算が足りなかったとしても、ゆくゆく計画していけばカバーできるということを理解して優先順位をつけましょう。

リフォームでも変えられない部分のチェックポイント

どちらかというと、リフォームでも改善できない部分のマイナス部分をどう受け止めるかが重要です。

  • 日当たりが良くない(寝室、リビングそれぞれ)
  • バルコニー前面の景色がよくない(高い建物や電線が邪魔になっている)
  • 電車や高速道路、工場、学校など周辺からの音が気になる
  • 工場や近隣住戸からのタバコのニオイなど周辺からの悪臭が気になる

こういったその部屋をとりまく周辺環境をチェックしておき、自分たちが受け入れられるのかどうかを考えるようにしましょう。

あらかじめマイナスポイントを分かっていて購入するのと、知らずに購入して住んでからマイナスポイントに気づいて後悔するのとは全くダメージの度合いが変わるもんね!

事前に色んな視点でチェックすることが大事だね。

中古マンションを購入する時の注意点

以上の内容をふまえて、中古マンションを購入するときの注意点をまとめます。

間取りより住環境を重視する

ここで何度もお伝えしていますが、変えられない住環境を重視して選びましょう。間取りは後から変えることができます。

築年数による耐震性などの特徴を理解しておく

中古マンションは見た目が丈夫そうでも、見えない躯体の部分は素人が判断できるものではありません。

そんなときには信頼できる耐震診断の資料や、建築時の確認資料があるかどうか、不動産仲介会社の担当さんに聞いてみましょう。

また、自分でも「築何年の物件はこんな特徴がある」といった知識を簡単にでも身に着けておくと判断がしやすくなります。

築年数でわかる中古マンションの特徴と選び方

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中古マンション購入における全体の費用を想定しておく

中古マンションの場合は特に、購入費用とリフォーム費用の計算ミスで予算オーバーになるケースが多いです。

マンション単体の購入費用の他にも諸費用リフォーム費用がかかることを理解しておき、後から予算オーバーになることのないように注意して資金計画を進めることが重要です。

「住宅ローン控除が受けられるのは築25年以内のマンションである」など、条件付きの制度もあるので注意しよう。

中古マンション購入時の諸費用を考慮して予算を組もう

2017.04.17

中古マンションを探すときは短期集中で見学する

マンションは、一つとして同じ条件のものはありません。同じマンション内でも住戸によって間取りや日当たり、眺望など条件が異なります。

そんな一点モノの商品を比較していくのですから、良いと思ったら即決できる心の準備をしておくことが重要です。

でも!中古マンションとはいっても高いお金がかかるお買い物だし…そう簡単に決断できるものじゃないと思うんだけど!
その通り。そこで大事なのは短期集中で見学して「自分の優先順位を明確にさせる」ことなのじゃ。
【参考】よくある失敗例

「1週間に1件ずつ合計4件見たけど、結局1番最初に見た中古マンションが一番良かった。」

だが気づいた頃には最初の見学がら既に1ヶ月経っており、お気に入りの物件は既に売約済だった。

この1ヶ月の時間と労力は何だったのか…。

↑実はこんなケースは非常に多く発生しています。

即決できる人とできない人の差は「中古マンションを見学した経験」の差であるといえます。

短期集中して見学することのメリット

  • 短期間で色んな中古マンションの特徴がわかる
  • 複数の物件を見学することで、自分の中の「優先順位」が明確になる
  • 良いと思った物件に出会ったときに即決できるようになる

中古マンションは見学すればするほど見る目が養われます。

見学する時は短期集中が鉄則です。

固定概念を見なおして選択肢を広げる

人はだれでも住まいに関する好みがあります。ですが、その好みに関する固定概念を見直すことで選択肢が増える可能性があります。例えば、

  • タワーマンションは嫌い
  • 北向きの住戸は嫌
  • 狭いバルコニーは嫌。庭付きは必須!
  • 低層階は嫌!

などといった声はよく聞きます。ですがよく紐解いてみると…

タワーマンションは嫌い
→高層階が怖い。でもタワーマンションの資産価値は魅力
→タワーマンションの低層階なら大丈夫そう

といった様に、本当は「高層階を避けたい」といった願望を認識することでマンション探しにおける選択肢が増えることがあるのです。 

購入予定の中古マンションの資産価値を考える

今後、いざという時に賃貸に出したり売ることもあるかもしれません。もし中古マンションの購入において2択で迷って決め手に欠ける場合は資産価値を判断材料にしましょう。

「賃貸に出したらどのくらいで貸せるのか」
「値崩れしにくい物件なのかどうか」

不動産仲介会社の担当さんに聞いてみましょう。該当するマンションにおける過去の売り出し価格賃貸相場を教えてもらえます。

一般的に価値が落ちにくいと言われる中古マンションの特徴

  • 主要駅から駅チカのマンション
  • 人気の学校区にあるマンション
  • 高級住宅街で有名な場所にあるマンション
  • タワーマンション
  • 希少立地に建つマンション

【まとめ】中古マンション購入時のチェックポイントと注意点

最後に、もう一度中古マンション購入時の注意点とチェックポイントについておさらいします。

中古マンション購入時のチェックポイント

【住環境】
□最寄り駅までのアクセスは良いか
通勤、通学の交通利便は良いか
その土地で生活するにあたって不便はないか

【共有設備】
目に見えるところと見えないところを分けてチェックする

【室内】
「リフォームで変えられる部分」と「リフォームでも変えられない部分」に分けて確認する

中古マンション購入時の注意点

間取りより住環境を重視する
築年数による耐震性などの特徴を理解しておく
中古マンション購入における全体の費用を想定しておく
中古マンションを探すときは短期集中で見学する
固定概念を見なおして選択肢を広げる
購入予定の中古マンションの資産価値を考える

チェックポイントは多いけど、ここでしっかりチェックすることで失敗を防ぐことができるんだね!
そうじゃ。中古マンション購入で失敗する人と成功する人との分かれ道とも言える。備えあれば憂いなしじゃ!

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